デジタル一眼レフカメラ・デジタルカメラ撮影術を紹介します。また一眼レフの選び方なども紹介しております。

2009年12月

デジタルカメラの基礎知識


デジタル一眼レフの構造図

ここではデジタル一眼レフの構造を図でご説明します。

まず、光が「レンズ」を通り「ミラー①」に反射して「ペンタプリズム」に入り「ファインダー」から見えます。同時に光が「ミラー」に反射して「AF測距センサー」にも入り、ピント合わせの為の情報として処理されます。
シャッターを押してますと、「ミラー①」が、上に向き光を直接「CCD」に写し込まれ、撮影画像が電気信号に変換されます。

kouzouzu.gif


レンズの絞りについて(F値)

レンズの絞りとは?

写真は「絞り」を調節することで、「被写界深度」(ピントが合う奥行)を決めることができます。
また、「絞り」は「F値」と略されていまして、F5.6やF16などFの後の数字で絞りの大きさが表されます。

下記の図を見て頂き、右手の花瓶、一点にピントを合わせて写真を撮りたい場合は、「F値を小さく」し絞りを開けます。絞りを開けますと、奥にある家や山は、ピントがボケている写真になります。
逆に1点にピントを合わせるのではなく、花瓶、家、山、すべてにピントを合わせたい場合は、「F値を大きく」し、絞り込みます。すべてにピントを合わせてシャープな写真にすることを「パンフォーカス」をいいます。

※絞りすぎると「回折現象」がおき、解像度の低下につながりますので、注意して下さい。

shibori.gif


シャッター速度

シャッターとは、撮影のときに一瞬開き光の量を制御するものです。シャッターの開く時間が少ない設定を「高速シャッター」といい、開く時間が長いことを「低速シャッター」といいます。

例えば、動いている被写体を撮影する場合、被写体よりも早い速度でシャッターをきると、被写体が止まって写ります。被写体よりも遅いシャッター速度で撮影すると、被写体がブレて写ります。

シャッター速度を変えて、動きのある写真やブレがない静止している写真など、イメージにあった写真を撮影する事ができます。

shuttersokudo.gif
シャッターが開いている間が撮影になるので、「低速シャッター」のときは、手ブレが起きやすいので、注意しましょう。
手ブレを防ぐには、「"焦点距離"(レンズの長さ)分の1」にシャッター速度を設定すると手ブレが起きないと言われています。
(50ミリレンズを使用するときは、1/50 、100ミリのレンズの場合は、1/125です。)

※高速シャッターと低速シャッターをもっと分かりやすく説明しますと、水しぶきなどが止まって見える写真は、高速シャッターで、滝などの写真で滝が流れるように全部白くなっている写真は低速シャッターで撮影しています。
shuttersokudo002.gif

露出

露出とは?

カメラの「露出」とは、「絞り」と「シャッター速度」の組み合わせによる表現のことをいいます。
写真を撮るときに必ず「絞り」と「シャッター速度」は連動し、この組み合わせで、自分のイメージにあった写真を撮ることが可能になります。

露出は、よく水道の蛇口に例えられています。蛇口を開ければグラスに水は、すぐ溜まります。蛇口を閉めればグラスの水は溜めるのに時間がかかります。蛇口がカメラでいう「絞り」になり、水を出す時間が「シャッター速度」になり、水は光を表します。

グラスから水があふれると「露出オーバー」になり写真が明るくなりすぎてしまいます。また、水が溜まらなすぎても「露出アンダー」になり、暗い写真になってしまいます。

下記のイラストでは、両方同じ量の水が溜まっていて、カメラでいう「適正露出」になるのですが、右はカメラでいうシャッター速度が遅いので、川などの写真を撮ると川の流れが写ります。左はシャッター速度が早いので、川を撮ったときには川の流れが止まって写ります。

このように同じ「適正露出」になるのですが、場面場面で露出を変えてイメージにあった写真を撮ることが可能になっています。

roshutu.gif
大抵のデジタル一眼レフカメラには、「絞り優先モード」、「シャッター優先モード」と絞り、シャッター速度、両方変更できる「マニュアルモード」があります。「絞り優先モード」を使えば、シャッター速度はカメラが自動的に決めてくれます。「シャッター優先」なら絞りをカメラが変更してくれます。

私のお勧めとしては、風景を撮るときには「絞り優先」で、動いている被写体を撮るときには、「シャッター優先」にするのが、良いと思います。




ホワイトバランス

ホワイトバランスとは?

白い紙に光をあてますと、光の種類によって白が異なります。例えば、夕日を紙に当てた場合や日中の光を当てた場合、電球や蛍光灯の光を当て場合、白い紙はそれぞれ異なった白になります。各光で白を白く再現する機能をホワイトバランスといいます。

大抵のデジタルカメラには、このホワイトバランスを自動的に調整してくれる「オート」機能が付いています。また「オート」以外にも、「晴天」、「曇天」、「電球」、「蛍光灯」、「フラッシュ」など、撮影状況に適したホワイトバランス機能が付いています。

wb.gif

下図は、室内の蛍光灯の下で撮った写真になります。

wb003.gif撮影状況によって、ホワイトバランスを変えることによって、実際に自分で見た色合いで写真を撮ることが可能になります。また、意図的に他の設定にする事によって、夕日を見た色合い以上に赤くしたり、青空をより青く撮ったりする事も可能です。


ISO感度

ISO感度とは?

ISO感度とは、カメラが光を感じ取る量の大きさの値です。

大抵のデジタル一眼レフカメラには、ISO感度を状況に応じて設定することができます。カメラの機種によっても異なりますが、大抵は100~1600まではあると思います。この数字が大きいほど暗い所でも明るい写真が撮れます。

ISO感度を上げると明るい写真が撮れるので、シャッタースピードを速くしてテブれを防ぐこともできます。夜景の撮影や室内であまり光がない場合は、ISO感度を上げて撮影すれば、テブれも少なく撮影ができるでしょう。

ただデメリットは、ISO感度を上げすぎると画像が粗くなってしまうことです。

iso.gif
暗闇でカメラの設定は同じにし、ISO感度だけを変えて、計算機を撮ってみました。明るさは、この位変わってきます。

iso002.gif

交換レンズの種類と選び方

デジタル一眼レフカメラの一番の特徴は、レンズを交換できることです。レンズを交換する事によって、さまざまな表現で撮影が可能になります。


広角レンズ

「広角レンズ」とは、自分の目で見るよりも広く撮影できるレンズです。

  koukakulens_000.gif


標準レンズ

「標準レンズ」は、人間の目で見える範囲と大体同じ大きさで撮影ができるレンズです。

hyoujunlens.gif


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